第37回
JAPAN WEEK
2012年 スペイン・バレンシア
平成24年11月24日〜29日
第37回ジャパンウィークインスペイン・バレンシア 
 希望の園美術展開催及びバレンシア市現地障がい者アーティスト施設との国際交流 報告

JAPAN WEEKについてはこちら※外部リンクです。
2012年11月21日(水)
5:45に希望の園に集合、皆でスーツケースを空け、松阪市のパンフその他配布物、三重県のはっぴ、バレンシアへのお土産を各自で超過料金をとられないよう25Kを超えないように詰め、6:15、車2台で関空に向け出発、少しずつ空が明るくなる、途中休憩を挟んで9:00に関空到着、和食の朝食をとり11:45ヘルシンキに向け出発、約9時間、15:10ヘルシンキ着、フィンランドとスペインの時差は1時間スペインが遅い、日本がフィンランドより7時間早く、スペインより8時間早い、17:25にバルセロナに出発、20:20にバルセロナ空港にやっと到着、タクシーでホテルの「ウサ・オリエンテ」に、ホテルはランブラス通り沿いで観光に便利な場所、チェックインをすませ夕飯を食べにランブラス通りのピッツェリアでとる。
   
          ヘルシンキ免税店で                             ムーミンと一緒に                       飛行機から降りて

2012年11月22日(木)
朝、ホットドックの朝食をとりランブラス通りの市場見学、フルーツジュースを飲んだり串焼きを食べたりして満喫、
アントニ・タピエス美術館とバルセロナ現代美術館を見学、夜はフラメンコを鑑賞した

    
             カサバトリョ                        カサミラ             タピエス美術館            タピエス美術館
     
                                         バルサ市場にて
   
      フラメンコ                                           現代美術館へ                          
 2012年11月23日(金)
地下鉄でサグラダ・ファミリアへ向かう、8:45頃ついたが早くもチケットを求める列ができている、チケットを買う人と、予約証をもっている人とは受け付け場所が違う、前もって入場とエレベーターチケットを取ってあって良かったと思ったが、パソコンの故障で結局その場でチケットを買った人より入場は遅くなってしまったようだ。塔に上がるエレベーター予約時間の9:30にはエレベーター前に集合であったが、帰りの階段はとても狭く、距離もあるので車椅子をもって上がることは不可能であり、多少の独歩ができる程度では危険であると言われる。結局まいちゃんの分は返金してもらい、教会内を見学。昼食はサグラダ・ファミリアが一望できる屋外で食べる。その後、ピカソ美術館とカテドラルを見学
    
            カテドラル                                 カフェにて                                サグラダ・ファミリア
    
 サグラダ屋外で昼食                             サグラダの中です                                トロバルサ           メトロ駅
2012年11月24日(土)
バルセロナ・サンツ駅9:00発〜バレンシアへ電車で移動、駅からタクシーでホテル「プチパレス・ブリストル」へ移動
スーツに着替え、作品展示・会場設営にむかう。
13:00〜展覧会会場、パラウ・デ・ラ・ムジカにて作品展示
17:30〜19:00パラシオ・デ・ラ・エクスポジシオンにてレセプション参加
バレンシア市リタ・バーバラ市長、スペイン日本大使館・左藤悟特命全権大使らと歓談

   
    バレンシアへ向けて                            バレンシアの町並み                          レセプション会場入り口で歓迎を受ける
   
     バレンシア市長と希望の園メンバー                 まいちゃんが希望の園代表として参加証を受領             スペイン大使館の佐藤大使と
                                  
                                      レセプションでのパーティー食
2012年11月25日(日)
11:00〜展覧会会場パラウ・デ・ラ・ムジカにてオープンニングセレモニー
希望の園美術展11:30〜13:30 17:30〜20:30
観客は約3000人、希望の園スタッフ、メンバーの7名が三重県のパッピを着用、松阪市のパンフレットその他を配布しながら、作品の説明や観客と作家との記念撮影等をおこなった。

       
  mieを盛り上げますね                             スペインのお客様に応対する杉田さん           ちょっと疲れたかな?よしき君
   
                           希望の園展覧会は大賑わいです                                    人気者のまいちゃんです
   
           早川君も人気者です                おしょうさんは接客上手です                   大成功でした
                                    
                                            芸術科学館
2012年11月26日(月)
9:20〜ホテルにて障がい者アーティスト施設ホワン・デ・ガライとの国際交流打ち合わせ
10:00ホワン・デ・ガライ到着
10:30〜13:30現地アーティストと共に絵画作品制作
13:30〜ホワン・デ・ガライにて、特別な食事を提供をしてもらい共に昼食
14:30〜休憩、ホワン・デ・ガライ利用者と共にバスケットをしたり、忍者パフォーマンスを見学してすごす
15:30〜17:00施設内見学、ホルヘ施設長に施設内や陶芸、かご網、製本、メモ帳作り、Tシャツプリント等アート以外の事業の説明を受けながら見学。

    
 ホワンデガライ自己紹介                                                          共同製作中 
                 
     まいちゃん                       今日は特別メニューで特製パエリアを作っていただきました         みんなと一緒に昼食です
                 
                                バスケットや忍者パフォーマンスで交流を深めるみなさん
    
        施設ではTシャツのプリントや            製本のお仕事をしていました                           職業訓練センターにおいて会議

※ 10:30〜村林は三重県雇用経済部観光・国際局2名と伊賀忍者とものすけ、通訳1名と共にバレンシア州政府を訪問、バレンシア州議員・バレンシア州文化観光局長ローラ・ジョンソン・サストレ氏とバレンシア州議員・バレンシア州文化・スポーツ観光局事務局長ラファエル・リポール・ナヴァロ氏と会談、バレンシアと三重県とで障がいのあるアーティストの共同展覧会、ワークショップを提案、観光事業の一つとしていいものができるのではとのお話をいただき、休館にもかかわらずバレンシア州立美術館とバレンシア州立現代美術館を見学させていただいた。
美術館では館長に作品を案内していただき、説明をしていただいた、現代美術館でもアクティビティのひとつとして刑務所や精神病院にてアートワークショップ(アートセラピー)おこなっていることもあり、障がいのあるアーティストの共同展覧会について展示室の提供も可能であるというお話をしていただけた、その後、三重県雇用経済部観光・国際局2名と伊賀忍者とものすけ、通訳1名と共にホワン・デ・ガライ向かい、バレンシア市議員・助役であり、総合福祉担当のアナ・アルベルト・バラガー氏、バレンシア市福祉部長らと会談、今後の交流や共同展覧会について市としても会場の貸し出し等バックアップしたいといった意見をいただいた。
伊賀忍者のとものすけさんはホワン・デ・ガライで忍者パフォーマンスをおこない、障がいのある利用者さん方やスタッフの方々に大変歓迎された。

   
 バレンシア州政府訪問                           バレンシア市観光局訪問                          バレンシア州立工芸大学校訪問
2012年11月27日(火)
26日に制作したバレンシアの作家作品9点と希望の園作家作品3点を、希望の園美術展(パラウ・デ・ラ・ムジカ)に展示した、その後ホワン・デ・ガライのメンバー、スタッフも鑑賞に訪れていただいた
バレンシア・ホアキン・ソローリャ駅12:37発〜マドリッドへ移動
駅に荷物を預けて、プラド美術館を見学、その後タクシーでホテル「エンペラードール」へ移動

 
  グランビア                                     バレンからマドリッドへ移動AVE                  プラド美術館
                        
               マドリッドアトーチャ駅                                      ホテルにて一息
2012年11月28日(水)
希望の園美術展(パラウ・デ・ラ・ムジカ バレンシア)

マドリッドのホテルはグランビア沿いで大変便利な場所、散歩しながら「マヨール広場」「王宮」を見学、地下鉄で「ソフィア王妃芸術センター」でピカソの「ゲルニカ」を見る。また地下鉄で「ソル」という駅まで行き、夜の「マヨール広場」でクリスマスマーケットとイルミネーションを見る、イルミネーションは30日からの点灯で残念ながら見れなかったがマーケットの並びは美しかった。

    
 グランビア              馬警官発見!               マヨール広場                                王宮
              
                           王宮へ向かい記念撮影です
                      
                                                  夜のマヨール広場にて
2012年11月29日(木)
希望の園美術展(パラウ・デ・ラ・ムジカ バレンシア)

最終日はトレド観光、ホテルから予約で半日ツアーに便乗。
トレド大聖堂、トランシト教会、エルグレコ美術館、サン・ファン・デ・ロス・レージェス修道院を見学
14:00にマドリッドに戻り、デパートで昼食をとり各自分かれて買い物に行く

    
 シナゴーク                                            トレドの町並みを散策 
   
 
2012年11月30日(金)
10:10マドリッド発のフインランドエアーでヘルシンキへ、15:30に到着し、17:25の大阪行きに乗り込むが大雪と故障で機内で待機、もう一泊ヘルシンキで泊まりかと思っていたが3時間後に無事、大阪に向けて飛んでくれた。約3時間遅れの14:00頃無事関空に到着、眠い目をこすながら車2台で希望の園に、なんだかんだで到着は夕方になっていた。おしまい。
                        
                                             お疲れ様でした
 参加者 ・メンバー 本間 舞、 早川拓馬、 中山善貴   ・スタッフ 村林真哉、 中島定昭、 杉田裕介、 天田昭代   ・ボランティア 冨岡 裕先生
                                 報告者 まつさかチャレンジドプレイス希望の園園長 村林真哉